ビルダーズブリッジは、特に二世帯住宅に限定したプランニングをする事はありません。なぜなら、家の形はお客様のライフスタイルで決まるからです。
口幅ったいようですが、家族とは努力して作るもの。結婚して子供ができれば、家族になるというものではないと思います。まして、二世帯・三世代が一緒に住む大家族となると、様々な問題が起きて当然です。
奥様のご両親と一緒に住む場合は、比較的問題が少ないという声もありますが、そう一概にも言えないようです。
ケーススタディではありませんが、サザエさんの〈磯野一家〉が円満なのは、ひとえにフネの度量ではないでしょうか。波平を立てて、マスオさんにも絶妙の距離をとり、サザエさんもしっかりコントロールしている。一家の舵取りをしているのはフネです。フネ(舟)とは言い得て妙なネーミングです。
やはりうまくいっているのは、お互いに干渉しすぎないからですね。家の形では決してありません。二世帯住宅どころか、平屋に7人(と1匹)住んでいます。

「二世帯住宅」・・・あるハウスメーカーさんが、1980年ごろに言い始めた言葉のようです。
同居や大家族での生活に伴う様々な軋轢や問題点を、ハウスメーカーの企画・設計力で解決しますという営業政策でした。マーケティングの切り口が新鮮だったためか、他の住宅建築会社も、こぞって二世帯住宅を唱え始めました。
同居や大家族で住むというのは、二つ以上のライフスタイルが存在することになります。ライフスタイル、つまり暮らし方ですよね。
世代が違えば暮らし方は違います。お互いの干渉をさけるためには、スープの冷めない距離、充分な敷地に母屋と離れが理想だと思います。つかず離れず、必要なときには協力できるという感じです。
二世帯住宅のプランには4種類あると、ハウスメーカー系の研究所がいっています。千差万別な各家庭の事情を、そんな簡単にくくれるものなの? という疑問はさておいて、このうち完全分離型は上下に分けるタイプと左右に分けるタイプがあるそうです。
上下に分けると、1階が親世帯二人、2階に子世帯四人というのが普通。2階世帯が狭いですね。
長屋式にすると、階段が二つ必要になります。外階段であっても、スペースが不足するのは目に見えています。
ありきたりの二世帯住宅プランでは、敷地の物理的な狭さの解消どころか、かえって居住面積が狭くなってしまいそうです。
住宅新報の記事によると、二世帯同居の目的の第一位は「経済的メリット」で48.1%、同居に際して問題と感じる点の第一位は「お互いの過干渉」で57.9%だそうです。
この経済的メリットというのは、親の土地に家を建て直すから費用を二世帯で出せるとか、毎月の光熱費を折半できる事と思われます。
でも建築コストでみると、二世帯住宅は割高になります。
二世帯住宅は水廻り関係を二つ作るのが基本です。住宅の建築費で大きな割合を占めるのがキッチンとバスですから、ひとつの建物に複数造れば、建築費に影響するのは当然といえます。
ひるがえって建築業者からすれば、様々な付帯設備をオプションという形で提案しやすいことになります。資金的にも二世帯で負担することになると予算額が見込めるし、営業面からは大変有利なものです。
経済的メリットは施主様より、建築業者の方にあるような・・・?
前述の記事によると、20代から30代の51.1%が親との同居を前向きに考えているという事です。これから、ますます同居志向は増えていくものと思われます。
その際、技術的な側面・コスト面からアドバイスする第三者がいた方が、話し合いはスムーズに進みます。二世帯の生活の違いをどのように折り合いを付けるか、充分に話し合ってください。
ビルダーズブリッジは家の形でご提案はしません。それぞれのご家族の事情からプランニングするなら無料相談窓口へどうぞ。
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